真澄研究会について




 江戸時代後期、三河から北へ旅立った菅江真澄は、わが国の文化史に大きな足跡を残しました。
 長年にわたる研究者の努力によって、その業績と人物像が次第に明らかにされてきました。菅江真澄研究会は、菅江真澄に関する研究を行うとともに、その業績理解と普及を目的として、昭和56年(1981)9月に設立されました。
 秋田県指定史跡の「菅江真澄翁墓」(秋田市寺内)において、毎年墓前祭を行っているのをはじめ、会誌・通信を発行し、学習会・講演会および足跡探訪会を開催しています。現在、会員数はおよそ200名を数えます。全国各地のほか海外にも会員がおり、多くの人々と交流した菅江真澄にちなみ、その輪を広げています。 菅江真澄研究会長  小笹鉄文